くわうほう

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2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

冬の巨人の感想のつづき

冬の巨人のどこが、いけなかつたのか、つづけてかんがへた。以下、ねたばれなんぞおそれない、注意。

ひきこまれる

おもしろい本とであふと、うれしくなる。興味分野のものだと、夢中でよめる。一氣によめる、といひたいところだが、やはり、よむのはおそい。宴の身体―バサラから世阿弥へ (岩波現代文庫) 著:松岡心平(岩波現代文庫) 元々は、會所についてしらべるために…

「新・お言葉ですが…」

わ、わ。「お言葉ですが…」が復活しとる。新・お言葉ですが…といふ題らしい。ぼくは大分、作者の高島俊男に影響をうけてゐる。尊敬する人物のひとりだ。たしかに、その書く文全部を信用していいわけではないけど、その深い學識と觀察眼、言語感覺は、おどろ…

要約欄

WP

記事を新規作成するとき、さまざまなことが要約欄に、そこにはかかれるわけであるが、そのことで、ひとつ、どうにも許せないことがある。ある利用者は、記事を新規作成するとき要約欄に、「無い為」とか「無いので」とかまた別の利用者は「new!!」とかかく。…

九體寺

九體寺へいつてきました。ところで、佛像のかぞへかたとして、よく、一軀ニ軀がつかはれるけど、この場合はそんでも、九體寺なんでせうか、せうね。九體寺にしかいかなんだ。先週の復讐いや、ことばがをかしいが、とほい。とほいところだ。いいところだ。二…

典拠つて

WP

Wikipedia:Attributionのノートで、長々と議論がなされてゐるが、 「Wikipedia:Attribution」といふ名をどう日本語におきかへるか、といふことは、特にむづかしい問題のやうだ。 「典拠に基づく」といふのがかなり候補として優勢なのだが、ぼくはこの語に疑…

奈良の北

黄砂がふるよ、どんどんふるよ、と、そんな日。めざすは浄瑠璃寺光仁天皇陵→圓成寺→山口神社→太安萬侶墓光仁天皇陵は、森だつた。大した大きさではない。一周二百メートルくらゐ。なんでこんなところにあるのだらうか、とおもふくらゐ、奈良の山奥。春日宮天…