くわうほう

使ひます

「新・お言葉ですが…」

わ、わ。「お言葉ですが…」が復活しとる。新・お言葉ですが…といふ題らしい。ぼくは大分、作者の高島俊男に影響をうけてゐる。尊敬する人物のひとりだ。

たしかに、その書く文全部を信用していいわけではないけど、その深い學識と觀察眼、言語感覺は、おどろくべきものだ。「お言葉ですが…」によつて、ぼくの興味分野はひろがつた。だけれども、週刊文春での連載は、打切りのやうな風に終つたのだつた。それが、新作がまたよめるとは……、生きてゐて、よかつた。

ところで、作者プロフィルが、高島俊男ではなく、高橋秀実のものになつてゐるけど、まちがへなんだらうか。ううむ……。おなじWeb草思に連載してゐる高橋秀実の相撲を紹介するルポ記事らしいおすもうさんとプロフィルがいれかはつてゐるんぢやあないか、とおもつてみても、やはり高橋秀実を紹介してゐるから、元々高島のは用意されとらんのかもしれんねえ。なぞ。