くわうほう

使ひます

やつてはいけないことを。

普通、そんな間違ひはせんだらう、することはないだらう、と思へるやうなものを目撃して、目がさめた。
といふか、これはひどい

情報蒐集につかつてゐる、まんたんウェブの今日の分の記事なのだが、その一節。

青春SFの傑作「タイム・リープ」の渡瀬草一郎さん

おいおい……。多分、この『タイム・リープ』といふのは、えろげではなくて、やはり小説のことだとは思ふが、『タイム・リープ:あしたはきのう』といふ題名の、作者は、高畑京一郎電撃文庫

高畑京一郎渡瀬草一郎

まあ、まあ……、似てはゐる(のか?)し、同じ電撃の人といふ取り違へだとしても、この日吉雄といふひとも、よく分からない間違ひをしたもんだ、といふのは、確かではないか。だつて、『タイム・リープ』が發賣された平成七年、渡瀬の方はまだ、デビューもしてゐないわけだし(渡瀬のデビューは、平成十三年、『陰陽ノ京』)。

で、渡瀬の方は結構讀んどるが(うんまあ、文章は變にかたいけれど、うまいはうまい)、高畑は一冊も讀んだことのないぼく。『タイム・リープ』つて、おもしろいのだらうか。