くわうほう

使ひます

阿部猛、佐藤和彦編『日本中世史事典』朝倉書店、平成二十年

魔がさして買つた一冊。二萬五千圓のもの。しかしこれに、二萬五千圓の価値があるかどうか……(ぼくが二萬五千圓分、それ以上にいかせられる能力があるのか、を含めて)。

以下、執筆陣
青木啓明、阿部卓郎、阿部猛、石附敏幸、稲本万里子、上杉和彦、潮田恒明、遠藤塩子、遠藤啓彰、大井眸、大竹雅美、小俣行宏、海津一朗、金子肇、上村旺司、菊池浩幸、北川房枝、木村茂光、楠木武、黒澤節子、黒須千春、小市和雄、小林一岳、小森正明、近藤喜佐雄、齊藤保子、櫻井彦、佐藤和彦、小竹博允、渋沢一裕、下東由美、菅原秀、菅原正子、鈴木哲雄、鈴木敦子、鈴木敏弘、関周一、高橋典幸、竹内冨佐子、田中大喜、谷釜千奈津、千葉哲司、土屋伸也、徳永裕之、中村友一、七海雅人、錦昭江、仁平義孝、野村育世、畠山恵美子、花村統由、浜田久美子、原美鈴、ピエール・スイリ、樋口州男、深津剛志、福嶋紀子、服藤早苗、藤井崇、藤田正義、細川重男、堀内寛康、真瀬涼子、松井吉昭、松原誠司、間宮安子、三浦徳子、三重野誠、溝川晃司、三藤秀久、森広海、保田博通、横内重之、和氣俊行、渡邊浩史


以下、目次

概説は、さまざまな説を総覽できるものが良かつた。普通の概説は、あまり必要ない。さういふのは、いくらでも他ににまかせられるのだし。
まあでも、知らないことばかりだ。解説を散漫に見ててもたのしい。巻末の「中世史研究用語」集は、特に有用だと思ふ。これは、全部讀む。

どうにかして、役に立てていきたい。